先日の朝、通勤路の霧が濃かったので、ラジオから異音がしないかビビりながらの運転でした。…知ってます?伝説のホラーゲーム、サイレントヒル!
当時はバイオハザードとついをなすんじゃないかと、私の中で『超』盛り上がった作品でした。
リングシリーズの鈴木光司推薦!
いろいろと語弊があるかもしれませんが、当時の記憶のまま進めちゃいましょう。TVCMでは、「不気味さ」を前面に押し出し、最後にちらりと見える「鈴木光司」の名前。…そう!日本ホラーの金字塔をぶち上げた、あの方がらのお墨付きを(多分)獲得している作品なんです…コレは期待度が高い!
初登場は1999年…!衝撃でした
1作目でゲームの根幹はすでに完成されていたと思います。その後は、映像であったり、演出方法であったりが変わってきたという感じではありましたが、1作目で作り上げた、「恐怖」に関しては1作目の水準まで達するものの、上回っていると感じられる作品はちょっとありませんでした。…一応、1〜4まではプレイしていますが、最初にプレイをした時の恐怖感と緊張感はなかなか味わえないものでしたね…。
作品としては、異形の怪物が徘徊する街から、行方不明になった娘を探し回るという作品ですが、「意味のある恐怖演出」と、「意味のない恐怖演出」が通用意されており、「次はどこから!?」「いや、次は敵か??」「ん?これ、攻略のヒントか????」と、疑心暗鬼になりながら進める事ができちゃいます…嫌がらせかい!w
隠し武器・要素もたっぷり
バイオハザードなら無限ロケットランチャーなんていうムチャな隠し武器がありました。サイレントヒルにも用意されており、「チェンソー」「削岩機」「刀」「光線銃」と実に豊富でした…が、入手は一筋縄ではいきません!チェンソー・削岩機は1周目からその存在を確認できますが、「燃料」がないため利用できず…最初のクリアー特典として、燃料を「入手する事ができるよう」になります。…燃料を手に入れる権利がもらえるんです!w
しかし、周回中は1つの燃料しか手に入らないため、選べる武器は一つだけ!…攻撃力は似たようなものでも、移動しながら攻撃できるチェンソーが便利なので、多くの人がチェンソーをチョイスすることになるでしょう…。まぁ、1度でも入手すれば、次の周回からは稼働状態となっているので、少なくとも、3周遊べば、両方の強力な武器を入手する事ができるわけですね。「刀」は、GoodとBadが用意されているエンディングの両方を見る必要があります。また、特定の条件をクリアーしていると、Good・Bad共に「+」評価のエンディングがあります。比較的救いがあるのが「+」評価のエンディングで、無印Badは完全なるバッドエンディングなんで、気をつけなはれや!
条件が厳しい分、刀の攻撃力は作中トップクラスで多くの敵を簡単に屠る事ができちゃいます…が、攻撃時のクセが強いため使いこなすのも結構難易度高めとなっています。…ちなみに、シリーズ通して言えることでもありますが、「武器は物理が最強」ですw…重火器に関しては、ボス戦用に位置付けれています。…というか、ボスの多くが物理では攻撃があたらなかったり、接近即死攻撃を持っていたりと、近接封じがしっかりとしているんですよね…。
その他、「隠しエンディング」を見るために必要な「チャネリングストーン」なる隠しアイテムがあります。Good+でクリアーすると、開始時から所持しているアイテムとなり、特定の場所で利用する事で、「UFO」という隠しエンディング(ギャグエンド)を見る事ができます。ストーリーに沿って、使う場所が用意されていますが、ほとんどの場合、先に進むと戻る事ができなくなるため、使い忘れた時点で隠しエンドは見る事ができなくなります。
映画はどうだった?
実は映画化している上に、続編まで出ちゃっています。(映画は2作公開されているって事ですね)
まさに、カルト的な人気を誇っていて、とある国のチャート(イギリスだったかな?)においては、公開初週において1位を獲得したものの、翌週には圏外!良くも悪くも話題になった…という記憶があるんですけどどうでしょう?w
国内においては、この作品が好きな人しか見に行かなかったということもあり、賛否両論あったと思いますが、個人的には(グロいけど)結構好きな作品であったと記憶しております。…で、続編は公開まで結構間が空いてしまいました…。
1作目が2006年公開で、2作目は2012年公開だというお話なので、ファンにとっては、「待ちに待った」続編という見方もできた事でしょう…!(私は待ちに待った派閥)
映像化という点では、サイレントヒルっぽさもちゃんと残しつつ、映画のオリジナリティもありで、良かったんですけどねぇ…。
続編の展望…
現時点では…ちょっと難しそうですね。
ご存知の方も多いかと思いますが、PS4にて「P.T.」というタイトルで体験版が公開されたゲームがあります。内容は一言で言えば、「不気味」という言葉をガッチリと寄せて作られた作品ですが、この作品こそが、サイレントヒルの続編であったとのちに語れたわけですね。…ところが、開発自体が(現時点では)中止となってしまったこともあり、新作については未だに宙ぶらりんという状態みたいです。
…まぁ、最近のゲームに対する情熱的にも、発売されてもプレイしない確率が非常に高いのですが、出ること自体は…期待しちゃいますよねぇ…。