もう、10年ほど前に話になるわけですが、世間でいうところのブラックな企業にいました。…とはいえ、単純に拘束時間が長いというだけですがw
ブラック企業の線引きは難しいところがありますが、多くの場合で拘束時間の長さだったり、各種ハラスメントだったりしますね~…そんな、当時の面白話を少し披露!
何回も同じ事書くかも?
私がいたブラック企業というのは、いわゆる「編集プロダクション」というもので、ムック本と呼ばれる、定期紙とかではないんだけど、なんだかんだで毎月のように出ている本の編集を行っている会社でした。…いまも、職業病の様に、当時チラチラとみていた他社の本とかを見かけると「編プロ何処だ?」みたいな感じで、奥付をチェックしてしまいますw
で、今後も定期に書くことになりそうな編プロのお話ですが、同じような話が続く可能性が高いです…ので、1回読めばOKな感じでスルーしても良いですよ…箸休め箸休め。
どれくらい働くん?
働いている時間は…実際短いんだと思いますが、単純に諸々の事情から拘束される時間が長いです。本は一人で作るものではないため、仕事の遅さが周りに迷惑をかけていくんですよね…。まぁ、迷惑をかけていた側なんですがw
ムック本の場合、大きく3つの役割に分かれています。編集・ライター・デザイナーの3つですね。…で、6折(表紙・背表紙含めて100ページ)の本では、編集とライターは兼任していて、デザイナーの方に怒られながらプレッシャーを感じながら黙々と作業をしていくわけです。編集は画像の配置指定とか、誌面全体のイメージ作りなんかをデザイナーに伝えたり、ライターから上がってきた原稿の校正とかを行ったりするわけですね。ライターは基本外注になるため、「割高」と判断した場合は編集がそのまま文章をダカダカと入力しちゃうわけですね。程度に寄りますが、2~300文字くらいの記事を100本近くとは割とざらだった…はず?…よく覚えてないなぁ(遠い目
で、結局どれくらい働くことになるかというと、月曜日に出勤を切ったタイムカードが4段ずれて金曜日の23時ごろに退勤を切ったりね!(鉄板爆笑ネタ
自分はマックス1週間程度の会社生活でしたが、入社前やその後に至っては、2~3週間拘束されているという話もざらだったみたいで、自分の面接をした人は、「(面接した記憶がないけど)その時は3週間の刑期を終えて帰る日だった」とのことでした…やべぇ!w
実はブラック感は感じず…
やべぇやつと思われるかもしれませんが、拘束時間の長さやらなんやらとありましたが、それほどの苦痛はなかったというのが正直な感想です。月並みな言い方ではありますが、一緒に働いていた人が良かったんだとそう思います。本当に「やべぇやつ」は自分がいた時期の前後に点在していて、深夜に突然前転を始めて、机に頭をぶつけ続けるやつとか…いたらしっすよ?(自分は会うことができず)
私が辞めるちょっと前に入った人間は、ずっとmixiのゲームをやっているやつとかいましたけど、私が辞めた後に割とすぐに退職したみたいです…なんぞ?w
あとは、深夜に「変なテンション」になることが結構あり、その極めつけが、自分の所属する部署のお隣さんから、「変なホラーDVD」を渡されて、それを深夜2時ごろから再生して、結局最後まで見ちゃうとか…ね!…そんなんだから仕事が終わらなくて、拘束されているんだろうが!って思ったりもしましたが、メインの仕事が終わって、「完成品」の回収を待っている待ち時間での出来事でした。…そう!2時間とか普通に待ち時間が発生しちゃう職場なんです。ライターの都合・デザイナーの都合・印刷所の都合などなど…そういう待ち時間をダラダラと過ごしちゃう会社だったので、見出しの通り、ブラック感は感じられなかったのかもしれません。
…まぁ、そういう意味でも、「がっちり働いている時間」っていうのはそれほど長くなかったという結論になるんですよね…かしこ。